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ファンスタイル一級建築士事務所の森です。
前回はZEHとは何か、その概要をお伝えしました。
そこで今回は、ZEH住宅にしようかどうか検討をする際に大切な指標のひとつ「コスト」について見ていきたいと思います。
イニシャルコスト(初期費用)とランニングコスト(維持費用)について一般住宅と比較をし、だいたい何年くらいで元が取れるのか考えてみましょう。

ZEH住宅のイニシャルコストはどれくらい?

ZEH住宅は当然ながら一般住宅よりもコストがかかります。一般的には、約200~300万円高くなるといわれていますので、ZEH住宅の3つの条件=「断熱」「省エネ」「創エネ」に沿って見てみましょう。

断熱のポイントになるのは断熱材とサッシの種類で、断熱効果の高いものを選ぶことにより約50万円以上かかります。省エネについては、機器類の選定、特に暖房機器や給湯機器が数値に大きく影響しますので、この機器類で約50万円以上の上乗せになります。

創エネは太陽光発電システムですが、こちらが3つの要素の中ではもっとも価格が高く、約100~200万円かかるといわれています。この合計が上記の金額です。

ランニングコストはどれくらい安くなるのか?

イニシャルコストが一般住宅より約200~300万円高くなることに対して、ランニングコストはどうでしょうか?

毎月の光熱費は、太陽光発電システムを導入しているためゼロかマイナスになります。ここ熊谷はかつて晴天率日本一を謳っていたこともあり、太陽光発電に向いている土地柄ですから、ほかの家電に使う電力や売電も十分に可能でしょう。

一般住宅の場合の電気代は年間約14万円(2018年総務省統計局調べ:4人暮らしの場合)とされています。これは戸建てだけではなく、アパートやマンション暮らしの世帯も含まれているので、この数字は戸建ての実際より低めだと思います。

大体何年くらいで元が取れる?

話を分かりやすくするために、イニシャルコストと毎月の電気代だけで収支を計算すると、次のようになります。

・イニシャルコスト200万円の場合:15年
・イニシャルコスト300万年の場合:22年

イニシャルコストの金額によりますが、早ければ約15年で元が取れることが分かります。

補助金が出る場合には、お得感が増すと思いますし、仮に補助金が出ないとしても、長期的に見ればZEHにすることで住宅にかかるコストは軽減できるといえます。

まとめ

今回はコスト面でZEHのメリットを見てみました。長期的にはZEHはコスト安ということができます。コストはもちろん家づくりを考えるときに外せない大切な要素です。

しかし、前回お伝えしたとおり、エネルギーや環境問題は他人事ではすまされず、いよいよ個人の住宅に影響するところまでやってきました。

私たちは、エネルギーを今までどおり使って快適さを確保する住宅か、少しのエネルギーで快適に過ごせる住宅かという選択を迫られていると同時に、エネルギーに関する認識を改める必要性にも迫られているといっても過言ではないでしょう。

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